ちょっと泣きごと

2008.8.25
昨日、草取りをちょっとしただけなのに、朝も起きられず、昼近くまで、寝ていた。
さらにまた、お昼寝などして。。。
体力がどんどん落ちてしまっているのかな。
右肩はひりひりした感じとつっぱった感じと重たい感じがしているし、
腕は上にあがらないし、左の足首の水の溜まったところも痛いし。。
寝ているようで、しっかりと眠れていないのかもね。
寝返りを打つたびに「うっ」と思うから。

早く、前みたいに元気になりたいなぁ。

がん友に誘われて

2008.8.28
がん友(入院が一緒だった友人)に誘われて、K大学の市民講座を申し込んでみることにした。
うちにこもってばかりだからね。
全8回通いきれるかな??ってはじめから弱気じゃだめだね。
全8回通いきれなくても、得られるものがあるはずだから、がんばってみましょう。
子どもを思う気持ちと自分の目標を探して。
体力がこんなに落ちてしまってショックだけど、きっと元に戻るはずだから。

順調に??

2008.8.26
手術前に、説明をしてくれたのだけれども、
その説明の中で、体重減というのがあったの。
10キロ近く減るとの説明で、入院中とか、ぜんぜんかわらずにいて、
よかった。よかった。と思っていたんだけど、
ここにきて、急に減り始めてしまった。
カロリーのあるもの。。といってもお粥&流動食しか食べられないから、
そうそうカロリーのあるものもとれず。。
高カロリー食なるものもあるんだけれども、まだ、これに手を出す気にはなれず。。
ピーナッツバターを舐めて、しのいでいます。

今朝は、48.8でした。。

舌が回らない!?

2008.9.4
今日は、口腔外科の診察日。
舌の裏側をみて、あらあらと先生。。
糸がのこっちゃっていて、舌がつれちゃっているわと。ちょっと痛いけど我慢してね。
といわれつつ、舌を持ち上げるように押えられて、パチパチ(糸を切りながら引き抜く音?)
口の中に血の匂いがしみてきて。
痛い?ときかれて、大丈夫です。
早くすませてほしい一心で答えて。
先生もわかってくれたみたいで、ガーゼで血をおさえつつ、パチパチと手際よく。

終わって助手の先生が、大丈夫?と聞いてくれて。。。
うん。でも、痛かったぁ～。涙出てきた。ティッシュもらっていいですかぁ?
と言いながら、口をゆすいで。

でも、舌が楽に動くようになったの。

でもね、でもね。いままで動かない舌で話をしていたから、
舌が動くようになったら、また、発音がおかしくなってしまって、
子どもの名前を呼ぶのに、ちゃちゃじ～。となっているそうだ。
ニュースみて、お相撲さんが。。は、おずもうざんぎゃとなっているとか。。
おもしろい発音になっているみたいで。
子どもは、大笑いで、これ言ってみて。とか、楽しんでいるし。
でも、大丈夫??といわれるより、こうやって、楽しく過ごしている方がいいね。
一緒に大笑いした。
笑いは、免疫力をあげるとか。今日は、だいぶ上がったかな。（＾－＾）

そういえば、整形外科も見てもらってきたんだった。
肩の骨は、順調みたいだね。と、先生が鎖骨のつけねをぐりぐりと押してみて、
この間みたいに痛みがなかったから。
2weeks後のx-rayで問題なければ、サポーターを外していいって。
ヤッター!
あの8の字サポーターを一人でつけるのは、とっても大変だったから。
(ひとりでするのは無理よと看護婦さんに言われていたんだけどね)

肩の傷も、あとちょっとだねと。
1か月半もかかっているのに、治りきらない傷なんて、今までなかったなぁ。
結構深く傷ついていたってことだね。こっちも順調。

あとは、足首の上の打ち身。
水は、前回ほどたまっていないけど、たまっているね～。
このまま圧迫包帯で様子みてみよう。
よくなってきているみたいだし、2weeks後にも、まだ水がたまるようならMRIね。

事故を起こしたときの状況をまったく覚えていないのだけれども、
結構な勢いで、ぶつかっていったみたいだなぁ。
こんなになかなか傷がなおらないなんて、抗がん剤の影響もちょっとは、あると思うけど。

とにかく2weeks後、よくなっているといいな。

歯科医院

2008.9.5
5月のメチオニンPET検査のために、
歯につめてあるのやら、かぶせてあるのやら金属を全部はずしてしまっのと、
手術のために右下の前歯以外は、抜歯してしまった。
左側の奥歯が1本だけで、ものを噛むのがちょっと不便だった。
昨日の診察で、口内の手術の傷あとの回復もいいみたいで、
抗がん剤の休刊期に歯も治療していいよと。言われたので、さっそく歯科医院へ。

癌の再発・転移検査が続く間は、
金属をいれたり入れ歯やインプラントをいれるのがためらわれたんだけど。。。
こう体重が減ってしまうと食べられるようになる方が重要なので、
左奥歯の治療をしてもらうことにしました。

一番最初に、悪いものとは思わないけど、早く口腔外科にかかった方がいいよと
言ってくれた先生のところです。
いわば、命の恩人1号ですね。

口腔外科の先生が経過報告書を書いてくれたのを持って、行ってきました。
表書きの名前をみて、(よくある名前なんだけど)、
歯科の先生の顔と名前が馴染まないの。。(これって失礼かな)。
って思っていたら、先生の名前が間違っていて、うかがったお名前で、しっくり納得の私でした。

奥歯に仮のかぶせものをしてもらって、
これでちょっとでも形のあるものが食べられるかなって、期待したんだけれども。
残念、やっぱりうまく食べられないや。
舌の動きが悪くて、噛めるところへたべものを上手に運べない。
噛んだものを回転させたり、飲み込むようにすくいあげたりができないの。
まだまだ、時間がかかりそうだなぁ。

48.2

あれれっ!?

2008.9.11
舌の左奥の付け根の肉がもっこりと盛り上がって赤くはれている～!!
なんだろう?　口内炎かな? 再発??
ちょっとした症状にも過敏になっているような気もするけど。。

な～んだ。

2008.9.12
来週診察日だったから、それまでがまんしようかどうしようか、迷ったんだけど、
悩んでいるよりは、はっきりさせてしまった方がいいかなって、
思い切って電話してみました。

苗字がなかなか通じなくって、中田だったり、赤田だったり。。。
診察券の番号を言って、やっと通じた～。
通じたところで、電話受け付けのお姉さんとよかった～と大笑い。

すぐに診察してくれるとのことなので、急いでみてもらってきました。
診察では、肉片のできたところを絵にしてもっていきました。
すぐに、先生がわかりましたよ。とにっこりしてくれて。
この絵、とってもわかりやすいわぁと褒めてもらいました。
なので、「わーい。うれしいな。先生。カルテに貼っておいて～」とお願いしてみました。
貼ってくれたかなぁ。。(貼ったりしないと思うけど)

単なる炎症とのことで、肉の中にある糸が肉が痩せてきたので出てきたとか。
また、抜糸してもらって、すっきり。
でも、縫ってある糸ってナイロン糸みたいな感じだった。
医療器材とか道具とかってみたことないものね。

舌ったらず

2008.9.13
抜糸するたびに、舌の動きが変わってしまって、
何言っているのかわからなーいモードになってしまうのだけれども。

そのたびに、苦労はするけれども、だいぶ発音ができるようになってきたみたい。
今は、え段の発音が難しいの。
舌が前に出ない分、発音しにくくって。

子どもは、私のしゃべるのを聞いて、ときどき大爆笑。
一生懸命発音しているんだけれども、聞きては、違う単語に聞こえるらしくて。
「きのこ、走っていた」(=昨日、走っていた)
と聞こえたらしくて、いきなり大笑い。
※確かに、マリオを思い浮かべてしまいそうだ。

退院直後に比べると、随分とはっきり話せるようになったっていわれるんだけれどなぁ。
爆笑されると、やっぱり、ちょっとおちこんじゃう。

まあ、苦労しないで、ひとを笑わせているんだから、
社会の役には、なっているかな?

昨日は、一瞬、悪性腫瘍再発かと思うほど、赤く肉片が盛り上がってしまって、
びっくりしたけど、
急いで、病院に連絡して、診察をしてもらったら、
抜糸しない糸が、柔らかい口内を刺激して、腫瘍みたいに膨らんだんだって。
(ナイロン糸で5mmぐらいあったかな)をとってもらってすっきり!!!
※いったい何針縫ってあるんだろう??

変わっちゃったのかな?

2008.9.18
がん宣告を受け、手術をし、現在抗がん治療中なのだけれども。

よく、がん宣告をされて、自分の考え方が変わっちゃったとか、落ち込んじゃったとか。
(人生において、当然のことと思う。)
でも、私の場合、がん宣告をされたとき、やっばりね。がんだったんだなぁ。と、
自分でも驚くほど、冷静だったと思う。病院からの帰りの電車の中で、
がんだってさぁ。手術だってさぁ。しんどいけれど仕方ないし、がんばらなきゃなぁ。
あとは、ぼーとしながら、帰ってきたと思う。

術後の大変なのが、ちょっと嫌で、手術どうしようかなぁと、うちのにいうと、
まだ、早いだろう、がんばるしかないんじゃないか。大丈夫だろうって。
(もうちょっと、励ましの仕方もあるんじゃないかぁっと思いつつ)
そっか。と返事をして、あとは、手術に向けての準備。
(入院グッズに名前を書かなければならないんだけど、　なかなかできずAちゃんに手伝ってもらったなぁ)

術後の経過もまあまあで、(だいぶ毛が抜けて、人並みなったところ)
ここにきて、がんという言葉をきくと、反応するようになってきた。
NHKのきょうの健康とか、新聞記事とか。

このあと、がんになったときにどうすればいいか、やっばり怖いのかな。
毎日のようにがんのページを読みあさったり、本屋で立ち読みをしたり。
本を買ったり。

やっばり、人生感が変わっちゃったのかな。
自分を客観的にみる自分がいる感じ。
開き直りのというのかもしれない。

がんになって、新しい友達も増えて、励ましあいがんばっている。
旧友とも、連絡をとりあって、元気がでないときなど、励ましてもらっている。
友達って、本当にいいものだ。改めて思う。

※遠い異国でなくなった友人に哀悼をささぐ

漠然とした不安

2008.8.21
どこまで元に戻るのかな。
前と同じというのは、やっぱり無理なんだろうな。
TS-1の服用がまた始まったからか、食欲ない。
傷痕はヒリヒリと痛いし、たべものを飲み込む時ものどがぐぐっとするし、
いまだにおかゆしかたべられないし(同じ時期に舌癌の手術をした人はもとのように食べられるというのに)
イライラばかりしている。

お気に入りの歌見つけた
石井　竜也　「安心しろよ」

ちょっとね。

2008.9.26

手術をしてから、もうすぐ4か月となるのに、後遺症は、いろいろあって、
・うまくものが食べられない
・舌足らずの話し方しかできない
・腕があがらない
・首が痛い
などいろいろあるんだけど、
やはり、舌足らずの話し方が一番つらい。
電話でも、訪問者でも、一瞬??の顔をされて。
何よりも、弱者を欺く事件が多い中、とっても緊張する。
知っている人と話す分には、ちゃんと発音できない言葉は笑い話となって楽しいんだけどね。
ちょっとね、落ち込んでいるよ。

一年以内が。。。

2008.10.1
川村カオリ、がん再発を告白「3か所に転移している」
というニュースをみた。

1年以内の再発転移が一番多いとデータをみたばかり。
乳がんは、早期発見すれば、治癒率が高い。。というもののの、
再発転移の怖さは、いかばかりか。

あるがままに、と病気を受け入れられるようになるまで、どれだけ時間がかかったことか。

早期発見、治療も大事なんだけど、精神的なフォローって。。。。
家族が支えるといっても、同情や心配だけとなってしまうことも多く。
患者の会とかもあるけど、敷居が高くてなかなか入っていけない。

あるがままの自分を受け入れてくれる人が一番なのではないだろうか。

病気のことを知ったあとも、変わらずに接してくれる友人のありがたさ。感謝!!

ミキサー食

2008.10.2
体重がどんどん減って、47キロ代になってしまった。
術前説明で10キロは減少するといわれたいたんだけれども、本当に減ってしまうとは思っていなかった。
なんとか食べようとしてはいるんだけど、おかゆと舌で潰せるようなおかずで、食べるものも同じようなものばかり。
気分的にも、食欲なくしていて。。どこまで、体重が落ちていくんだろう。と体力に不安を抱えていた。

今日実家に行って、ラーメン屋さんの出前を頼んでみんなで食べることに。
さて、私は困った～と思っていると、義妹が野菜スープをミキサーにかけたら食べられる?　と聞く。
「たぶん」と答える私。
ミキサーに野菜スープをかけるという発想が今までなかったので。

義妹が野菜スープをミキサーにかけてくれて、食べてみると、びっくり。
「おいしい～」(ほんとに久しぶりに味わえた。涙がでそうだった)
ワンタンも入れてあげるねといって、のこり半分もミキサーにかけてくれて。
野菜スープの半分しか食べられなかったけれども(胃が小さくなってしまったのかな?)
本当に久しぶりに食べ物で、幸せな気分を味わえた。

ミキサーをもっと上手に使うといろいろなものを食べられるかもと思ったら、うれしくなってしまった。
義妹。。ありがとう!!

シュークリーム

2008.10.8
シュークリームのクリームは、食べられたんだけど、今回は、シューにも挑戦してみました。
ぱりぱりのシューではなくて、しっとりとなってしまったシューだったんだけど、
普通の人が食べられるものが、食べられるのがうれしかった。（＾◇＾）

広報委員会のお仕事をしているんだけど、手中力が足らない。。
会社で仕事をしていたときは、こんなこと、数時間でできていたんだけどなぁ。
社会復帰をしている同じ病の人はすごいなぁ。
退院して、すぐに働き始めたから、ギャップがあまりなかったのかな。。
この調子だと社会復帰するには、努力がいりますね～。

前に休職から復帰するまで、通勤だけでダウンしてしまうぐらいだったから、
今回は、もっともっとがんばらないと復帰できないわ。
それには、落ちてしまった体力の回復が第一だわね。

※本当に復帰できるのかしらと不安になる。
　復帰できなかったら、どうしようかと考えることも必要かも。転職とか、在宅勤務とか。。。
　自分の特技ってパソコンぐらいしかないからなぁ。。。。

47.4

スーパーのお弁当

2008.10.10
スーパーのお惣菜コーナーへいくと美味しそうなお弁当が、たくさん並んでいる。
雑穀米のお弁当とか、お寿司とか、懐かしいのり弁(会社ではよくたべたなぁ)
見ているとなんだか、食べられそうな気がしてきて、1つ買ってみた。
実母のところへ帰りによって、買ってきたお弁当を半分づつ食べようという考え。。。。
でも、いざ口にしてみると、なんとか煮物が食べられるだけで、
お米も肉もだめ。。。。
食べたい。食べられない。ジレンマ。
まだ、早いんだろうな。そのうち食べられるようになるからと慰められて。。
母は、気の毒そうに、私を見つめて。。。。私よりも悲しそうな顔をしていた。
(ここで、私がくじけた顔をしたら母がますます落ち込んでしまう!!!)
そのうち、おいしいものをたくさん食べさせていただきますから、とおどけてみせた。

※ところで、今日は結婚記念日だったんだけどなぁ。。。。。
　体育の日が、結婚記念日。としたんだけど、勝手に体育の日が動いちゃうんだもの。。
　祝日に結婚したら、いつもお休みでいいねって言っていたんだけどなぁ。

合掌

2008.10.13
65歳峰岸徹さん 肺ガンのため死去とのニュース。

がんに絶対に負けないって言っても。。。。気力だけでは、無理なんだなぁ。
運命なんだろうな。

どんな結果になっても後悔しないような生き方をしたいです。

緒形さんにも、合掌。

通院日

2008.10.16
明日は、通院日。
いつも、兄貴に車で送ってもらっていたのだけれども、
明日は不在のため、送ってもらえない。

うちのに、送ってくれるかと聞くと、いやだと断られたので、
自転車で行くことにした。

整形で、見てもらうのに、左足のくるぶしの上の打ち身のあとと、右の肩。
以前もらったリハビリ体操のプリントをみながら、試みてみると、
背中で手を組んで伸ばすというのが痛くてできない。
ひじを90度近くで保とうとすると、ビンビンと肩がする。
しっかりと、みてきてもらわないと。

口腔外科の診察もあるけど、
血液検査の結果をみてもらって。
3クール目がおわり休薬期間に入るから、うれしいな。
味覚が元に戻ってきてくれるから。

相変わらず、トロトロしたものを中心に食べているけれども、
子どもの茶碗から、一口白米をもらい、
踊り食い(じたばたしながら食べていたら、子供になに踊っているの?といわれた)。

それでも、普通のご飯は、おいしいなぁ。
シュウマイも半分ほど。
左奥歯のところに行ってくれないので、ねっころがってみたり、首振ってみたり。。
食べるのに体力使い果たしてしまいます。
少しづつだけど、普通のものも食べられるようになってきて、うれしいな。

がん友達が、あさってPET検査を受けに行ってくる。
術部にしこりがあるとかで、大変気にしていた。
血種か何かで、大したことがなければいいんだれども。
医者もデータがないと、判断できないからね～。
検査結果待ちの状態で、不安かかえて、嘆いていたけど。
どうぞ、何事もありませんように～。

なんでもガー!!

2008.10.19
ここのところ、体重減がつづいているので、なんとかしなければと、
かと言って、自分で食べたいものをつくり子ども用につくりとでは、
経済的にももったいないし、
もし、自分がたべられなかったときは、捨て捨てだから。。。

疲れた日とかは、お惣菜物が楽チン。

ミートグラタンを買ってきて、ガー!!
インスタントラーメンを半分ほど作って、ガー!!
などなど

※この経験もいずれ看病する側になったときに、とっても役立つと思うなぁ。

それで、子どもの食べていたチキンカツを一切れガーしてみようかな。というと、
そんな、もったいないことはやめてよ～。
大好物のチキンカツを奪われ、たべられず、捨て捨てになるのを想像したらしい。

食べ損なったチキンカツ。。。と、がっかり。(チキン攻防に負けた私)


私の場合は、舌が右半分の動きが悪く、飲み込むときは、左側半分ののどを
通って行く。
サラサラとしたのみものは、飲み込むタイミングを計ってごっくんと。
スポーツのあとにごくごくと水を飲むようにはいかず、
一口一口考え考えごっくん、ごっくんと。
あとは、舌の裏側がまったく感覚がない。
これは、神経がないから、ずっとこのままだと。
あご下の唾液腺もなくなってしまったので、口が渇く。
水で潤しても、舌が腫れぼったくなってしまっていて、うまく発音ができない。
ほんと、人間の体ってよくできている。
唾液、されど唾液、めだたないけど、すごい働き。
唾液君、がんばってくれ～。

のど

2008.10.21
のどの奥にぶら下がった機関。俗に「のどちんこ」というけど。。
これの機能っていったいなんだろう??
(口蓋垂っていうらしい)

前にも書いたけど、
私の場合、左半分を使って飲み込んでいるのだ。

鏡で、のどの奥を見てみると、この「のどちんこ」が、左よりに曲がっている。。
前は直立していたのに。。
不思議だぁ～。

ホント、人間の体って不思議だわ。

昼食会

2008.10.22
病院で知り合いになった方と、
通院日が重なったので、昼食でも一緒に食べようとなり、病院で待ちあわせ。

口腔外科で、同じような手術をした方なので、苦労は同じ。
しゃべるのが変でも、食べるのが変でも気にしないでいてくれる。

(※先日、先天性ですか?と言われてショックだった～)

彼女が診察から出てきて、待合室の椅子に力になく座り様子が変。
どうしたの?と聞くと
「来月また手術をしなきゃならないって、嫌だよ～」

どうして?と、さらに聞くと、詳しく説明してくれた。
「術部ちかくにしこりができて、検査をしたら、手術で取り除いた方がいいものらしいって」

月曜日に、組織検査をすることになったそうだ。
結果が良性なら、いいのだが、できた場所か首のリンパ。
残念だけど、良性の可能性の方が低いらしい。

「なんで、私が～!!　やだやだ」と。拒否の姿勢。
こんなとき、どう対処していいかわからないけど、
だまって、うんうん、そうだね。と同意を繰り返すばかりの私。
(手術を受けるのが一番いいと思うけど、
あの手術を思い出すと絶対にしたくないって思う気持ちが十分にわかるから)

胸につかえている気持ちを吐き出すだけ、吐き出して、
だんだんと落ち着いてきたみたいで、
「病気から逃げても、直らないんだよ。立ち向かわなきゃ。
立ち向かう力をつけるのが、必要だよ。
それまで、いくらでも、泣き言でもなんでも聞いてあげるから。」

「もう一回、先生に手術する以外、方法がないか、
手術するとしたら、どんな手術になるのか、聞いてみようよ」と。
午前中の患者さんがいなくなって、もう一度先生をつかまえて、話を聞いて。

前回ほどの大手術にはならないし、気管切開もしないと聞いて、少し安心したみたい。

夕方、電話がきて、「手術するしかないね。覚悟決めたよ。」と。
潔い人だよ。家族が帰ってくる前に、気持ちの整理をつけたかったみたいだけど。

今、できることと言えば、
手術がうまくいき、その後の治療の副作用も少なく、
元気になられることを祈るだけ。

同じことが自分にも起きるかもしれないけど、こういう病気なんだなって。
立ち向かう気力が、一番大事なこと。
周りで、支えてあげるのが大事なこと。だと。

体力不足。

2008.10.24
一時期46キロまで落ちてしまった自重。
低体重と標準体重の境。。
これ以上、落ちないようにと思っていても、なかなか食べられなかった。
体力が落ちてきているのが自分でもわかる。
買い物にいったり、掃除をしたりすると、
急に眠たくなって、スーっと寝てしまうから。。
(こんな調子なので、自動車の運転なんて危なくってできないね)

それが、休薬期間に入って3,4日したところから、
おなかが減って減って仕方がない。
歯茎の腫れは、相変わらずなので、柔らかいものしか食べられないけど。
それでも、少しだけ、普通のものが食べられるようになった。
口の中で、舌で食べ物を動かせないから、指を使っちゃうけど。
バナナ、ヨーグルト、チョコ、お汁粉、葛湯などなどのおやつを食べても、まだ足らない。
結局スープとか、ココアとか、(牛乳をつかったものは、腹持ちがいいみたい)で、
おなかが落ち着くのだけれども。

服薬期間中は、甘いものが食べられなかったのに。不思議～。
こんな調子で食べられるようになったら、すぐに過重気味にすぐなりそうだわ。。

気温が下がってきたのか、首の傷が染みるなぁ。
首に何か巻いていると、少しは、楽。
フリースの襟巻があたたかくって気持ちがいい。

バナナトレーニング

2008.10.25
今まで、バナナもヨーグルトと混ぜてガーとしてから、いただいていました。
今日は、そのままのバナナに挑戦してみました。

一口分、口に入れるのには、成功。
(やわらかいからね、噛み切らなくても口に入ってきてくれる)

ところが、舌の上で、ぜんぜん動かない。
噛み潰したいから、左の奥歯のところにもって行きたいんだけどなぁ。
と頭を左に倒してみた。

うーん。なかなかうまくいかないなぁ。

次に、頭を振ってみた。偶然、運良く、奥歯の上下に挟まった。

がぶっと噛むとバナナの味がする(当たり前だけど)。　それでも、感動!

10分近くかけて、バナナを一本食べました。ルンルン♪

現在、バナナトレーニング中!!

予防接種

2008.10,30
免疫力が落ちているので、インフルエンザの予防接種を受けておいてね～。と、
口腔外科の先生にいわれました。

で、今日、循環器クリニックに行ったときに、
「予防接種は、11月からですか?」と聞くと、
「もう、実施していますよ。はい、これ申込書です。」と、、

心の準備もなく、渡された申込書を「今日はまだいいです」とことわれず、
どうせ、接種するのだから、まあいいか(B型思考発揮)　と。

今年に入ってからの手術も怪我も全部知っている循環器の先生が、
術後も特に変調がないなら、していいよって。

注射するので、上着を脱いで、片そで脱げる体勢で待っていたら、
そでめくるだけで大丈夫よ。と看護婦さん。
注射器もすごく細くて、針も短くて細くて。。。ぜんぜん痛くなかった。
皮下注射じゃなくって、なんとかって言っていたけど、わすれちゃった。
注射したあとも、もまなくていいの。びっくり!

去年は、注射したとき痛かったけど。。。というと、
あー、こっちの太い針を使ったのかも知れないね。
えっ?えっ?えっ?　そうなんだぁ。

医療器具も進歩していますね。

痛くない予防接種ご希望の方は、ちょっと先生に相談してみるといいかもね。
なるべく細い針でって。。

接種した当日もお風呂に入っていいんだってさぁ～。またまた、びっくり!!

46.8

おかあさんががんになっちゃった

2008.11.6

おかあさんががんになっちゃった

• 作者: 藤原すず
• 出版社/メーカー: メディアファクトリー
• 発売日: 2008/06/18
• メディア: 単行本（ソフトカバー）

がんをわずらい、手術をしたあと、
子どもの様子が変だった。

きっと、子どもながらにも、不安・心配・恐怖と闘っていたのだと思う。

子どもの気持ちが少しでも理解できればと、この本を読んでみた。

家族皆が、母の病を冷静に受け止めて、
力を合わせて、看病をして、大変ながらも
笑いを忘れないように努力しているところは、
頭が下がる思いである。
がん本人より、周りの心労の方が大変かもしれない。と思った。

担当医師の寝ぐせの秘密は、わからなかったけど

風邪?

2008.11.15
ここのところ、薬の副作用か、はたまた、風邪なのか、調子がよくないよ。
だるい。だるい。
鼻水が止まらない。(食欲魔人と大河童が風邪引いていたものなぁ)
風邪引いたかな?　花粉症かな?

叔母の具合が悪いのも心配。心臓に水がたまってしまったとか。
安静にして、利尿剤を飲んで様子をみているけど、
私の不整脈と同じように、気持ち悪いのが続いているみたい。

気持ち悪いのに自分の食べるもの、家族の食べるものつくらなきゃならないのって、しんどい。

朝起きると、気持ちが悪い。
あと、2週間で休薬期間になるから、それまでの辛抱。
血液検査の数値はわるくないから。

そうしたら、ヨードの造影CTだ。検査結果に異常がないといいな。
それから、PET検査。転移が見つからなければいいな。

それでも、今朝は、少しいいかも。
かぼちゃのポタージュスープを食してみよう。

46才と4か月

2008.11.17
まだ、生きています。
でも、生きているっていうのかなぁ。(気持ちが沈みぎみかな)
仕事もできず、ちょっとがんばって家事をしただけで、フラフラとなってしまうし。
なんだか、空気みたいに存在感がなくなってしまったみたい。

体重減少中。46.0
どこまで減っちゃうのかな。
これ以上減らないようにしないと、抗がん剤の薬も飲めなくなっちゃう。
がんばって食べよう。。。。

余命1ヶ月の花嫁

2008.11.19

余命1ヶ月の花嫁

• 作者: TBS「イブニング5」
• 出版社/メーカー: マガジンハウス
• 発売日: 2007/12/13
• メディア: 単行本

手帳に書いたメモを見ないと、今日は何がある日だか分らなくなってきたぞ。
栄養失調??　やばいぞ。しっかりしなきゃ。

図書館の新刊書コーナーで見つけました。
テレビでドラマにもなっていたし、ガン撲滅週間のキャンペーンでも取り上げられていました。
再発ガンでなくなった千恵さん。
再発ガンっていったいどんな風になるのか、こわごわと読んでみました。
千恵さんの最後まで、生きる。姿勢が感じられる内容でした。
がんが身近でない人は、また別の感想を持つのではないかなぁと思ったけど。
太郎さんの愛情、家族の支えなどに感動しちゃうのかな。
いろんな人に読んでもらいたいなと思いました。
私は、最後までがんばる姿勢を見習わなきゃと強く思いました。

最近、「がん」という文字に目が行ってしまう。
がんになった人は、普通の人より敏感になってしまうものなのかもしれないね。

久和ひとみ 絶筆―子宮がん闘病116日の日記

2008.11.25

久和ひとみ 絶筆―子宮がん闘病116日の日記

• 作者: 久和 ひとみ
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2001/09
• メディア: 単行本

TBSのニュースの森に出ていたころから、
お天気アナウンサーの森田さんとの掛け合いとか、面白くて、大好きだった。
訃報を聞いた時には、本当にびっくりした。
つい最近までテレビでみていたし、そんな病気だったなんて、知らなかったから。
病気を告知され、何を思い、何を感じたのか。。
回復していたら、今の社会をどんな風に、報じていたのか、本当に残念だ。

ヨード造影CT検査

2008.11.27
術後半年たったので、全身検査としてヨード造影CT検査を受けた。

検査は、無事に終わりました。
鼻血がとまらないので、鼻孔の造影もしてくださったそうで、
8月に撮った画像と比較しても、異常はなく、問題なし。
ということで、再発はありませんでした。

つぎは、PET検査です。
12月の初めを予定しています。
胸の石灰化しているものと、奇形種のその後が気になりますが。。
特に主たる症状も出ていないので、大丈夫かなって。

口底部のくぼみをおぎなう、歯のついていない入れ歯みたいな装具を
作ってみることになりました。
うまくいくといいなぁ。と思っています。
とうとう45.8まで減ってしまいました。

寒くなったね

2008.11.29
私の手術の傷跡は、右耳のしたから、あごの付け根にそってと、右肩の鎖骨にそってあるのだけれども、
不思議なことに、冷気に当たると右耳のみみたぶが千切れるように痛む。
で、耳も覆ってくれるようなティーンエンジャーがかぶるような毛糸の帽子を買ってみた。
これで、耳が痛くなくなるといいなぁ。

本当に人間の体って不思議。
どこがどう神経がつながっているんだか。。

毛糸コサージュ付きニット帽

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