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昼食会 [口腔底がん]

2008.10.22
病院で知り合いになった方と、
通院日が重なったので、昼食でも一緒に食べようとなり、病院で待ちあわせ。

口腔外科で、同じような手術をした方なので、苦労は同じ。
しゃべるのが変でも、食べるのが変でも気にしないでいてくれる。

(※先日、先天性ですか?と言われてショックだった~)

彼女が診察から出てきて、待合室の椅子に力になく座り様子が変。
どうしたの?と聞くと
「来月また手術をしなきゃならないって、嫌だよ~」

どうして?と、さらに聞くと、詳しく説明してくれた。
「術部ちかくにしこりができて、検査をしたら、手術で取り除いた方がいいものらしいって」

月曜日に、組織検査をすることになったそうだ。
結果が良性なら、いいのだが、できた場所か首のリンパ。
残念だけど、良性の可能性の方が低いらしい。

「なんで、私が~!! やだやだ」と。拒否の姿勢。
こんなとき、どう対処していいかわからないけど、
だまって、うんうん、そうだね。と同意を繰り返すばかりの私。
(手術を受けるのが一番いいと思うけど、
あの手術を思い出すと絶対にしたくないって思う気持ちが十分にわかるから)

胸につかえている気持ちを吐き出すだけ、吐き出して、
だんだんと落ち着いてきたみたいで、
「病気から逃げても、直らないんだよ。立ち向かわなきゃ。
立ち向かう力をつけるのが、必要だよ。
それまで、いくらでも、泣き言でもなんでも聞いてあげるから。」

「もう一回、先生に手術する以外、方法がないか、
手術するとしたら、どんな手術になるのか、聞いてみようよ」と。
午前中の患者さんがいなくなって、もう一度先生をつかまえて、話を聞いて。

前回ほどの大手術にはならないし、気管切開もしないと聞いて、少し安心したみたい。

夕方、電話がきて、「手術するしかないね。覚悟決めたよ。」と。
潔い人だよ。家族が帰ってくる前に、気持ちの整理をつけたかったみたいだけど。

今、できることと言えば、
手術がうまくいき、その後の治療の副作用も少なく、
元気になられることを祈るだけ。

同じことが自分にも起きるかもしれないけど、こういう病気なんだなって。
立ち向かう気力が、一番大事なこと。
周りで、支えてあげるのが大事なこと。だと。

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