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手術当日 [口腔底がん]

2008/6/6
7:00
朝食はなし。
手術着に着替える。
点滴開始。

8:30
だんなが立ち会いのため、やってくる。
D30_4359.JPG
これから切除する腫瘍。前歯の付け根にぷっくりとしたできものがそれ!

9:00
「じゃあね」と、病室からベットに横になったまま、手術室へ。
手術室の中の様子を確認する前に、麻酔がかかり、約束を守って、看護婦さんが手を握っていてくれた。
息苦しさも感じず、意識を失う。

22:00頃
気がついた時には、ナースステーション前の個室にいた。
あー.終わったのかぁと思いつつ、
「よくがんばったね」とみんなの声。
だんな・子ども・義父母・義妹・甥っ子が来ていてくれたみたい。
長い手術だったようで、待っている方が疲れただろう。
(だんなは待ち疲れて、付添い人用の簡易ペットで寝ていたそうだ。
目が覚めてもまだ手術が終わっていないので、気苦労が絶えなかったみたいだ)
D30_4387.JPG
まだ、麻痺していて感覚がないので、自分がどういう状態かわからない。
左腕を動かそうとして、動かないことに気がついた。
あーそうか、皮弁をとったから、左腕にも傷ができているんだった。
蒲団がやけに重く感じた。(腕に添え木がしてあったからかも)
(たぶん薬で動けないようにコントロールされていたせいもあるだろう。)
モニターの音とか、足の圧力装置のプシューという音が聞こえる。
ぐっすりと眠りたいな~。と思いつつ、時計の進むのが遅いのが恨めしい。
何度も看護師さんが来てくれて、背中とペットの間に腕を入れて、さすってくれたり。
気管切開したので、痰をとってくれたり、呼吸がうまくできないのを、指導してくれたり。
(自然と鼻から息をしようとして苦しくなってしまう)
上手にできると、誉めてくれて。。
いくつになっても誉められるのはうれしいものだ。
とにかく、息苦しいのと、暑いのと
(流れるような汗をいっぱいかいて、何度も着替えさせてもらった)
動かせるのは,右腕を曲げるぐらい。
人差指に心電図モニターがつけてあるので、腕も思うように動かせない。
痛み止めのモルヒネで、吐き気があったようだ。(後から聞いた話)

とにかく、しんどい。うつらうつらとするが、すぐに息苦しくなって目が覚めてしまう。
これからが、我慢のしどころなんだなと思った。
(正直、つらくってもういいよ。楽にさせてくれ~とも思ったけど、
手術してくれた先生の顔を思い浮かべたり、
ちょくちょく顔出してくれる看護師さんに励まされたりして
こんなこと考えていちゃダメだなぁと。ひたすら時計との戦いだった。)

この手術のあと、担当医の先生方は病院に宿泊して、様子をみてくれていたそうだ。

切除した組織。↓ 
だんなは、うまそうな鳥肉だと思ったとか。
<<グロイので、苦手な人は、見ないでね。>>















D30_4366.JPG

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